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中国で人気ゲーム「魂斗羅」の実写版映画製作へ 

人民網日本語版 2017年05月11日08:42

中国映画市場の資本は「ブラックホール」であるかのように、短期間のうちに、中国国内のオンライン小説のほとんどを対象に、その映画化を進めた。そして、映画化できる中国のオリジナル小説はもうなくなったとみて、今度はその矛先を海外に向けている。8日、日本の超人気ゲーム「魂斗羅(コントラ)」や、漫画作品の「未来日記」、「ビッグオーダー」の実写映画化の権利を中国のプロダクション・北京星光燦爛影業有限公司(Beijing Starlit Movie and TV Culture)が獲得したことが明らかになった。しかし、壮大なプロジェクトで、どの作品も破天荒なストーリー展開であるため、中国の映画人や映画技術でそれを表現しきれるのかと懸念する声が上がっている。揚子晩報が報じた。

「魂斗羅」の映画化には最新のSF特殊効果技術が必要

「魂斗羅」という名前は、中国の多くの70後(1970年代生まれ)、80後(1980年代生まれ)の記憶に刻まれているだろう。「魂斗羅」は1987年にアーケードゲームとして日本で発売され大ヒット。その人気は世界中に波及し、さまざまな国のバージョンも登場したが、日本版が最も有名だ。同ゲームの映画化に使われる最新の特殊効果技術やそのシーンは、「スターウォーズ」よりも多くなるといっても過言ではない。それを、中国が主導となってSF大作に仕上げるというのは、かなり難度の高いミッションだといえる。

漫画作品である「未来日記」と「ビッグオーダー」のストーリーは「未来」と関係がある。前者は2006年から連載が始まり、後者は11年に連載が始まった。この2作品は日本でもテレビアニメ化された。

世界一流の製作会社と提携へ

同3作の映画化の権利を獲得した北京星光燦爛影業有限公司の魏楠・最高経営責任者(CEO)は、「『魂斗羅』は名作で、世界中にファンがいる。製作と運営の面では、世界中で優秀な製作会社、脚本専門家を探していく。現在、ハリウッドの一流の会社やスターにアプローチしている。『魂斗羅』は世界レベルの人気を誇り、多くの人にとって子供のころのヒーローだといえる。『魂斗羅』の規格とレベルを下げたり、子供の頃の思い出を傷つけたりするようなことは絶対にしない。また、原作をベースにしながら、アップデートも施し、ゲームファンにも映画ファンにも認めてもらい愛される作品にする」と意気込みを語っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年5月11日

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