商務部(商務省)の孫継文報道官は11日に行われた記者会見で、最近の経済データを発表した。それによると、第1四半期(1~3月)には中国・アフリカ間の貿易額が前年同期比16.8%増加し、15年以来で初めて四半期の増加を達成した。また自動車の並行輸入が試行されて以来、9万台近くが輸入されたという。
▽中国・アフリカ貿易額 15年以来初の四半期増
孫報道官は、「第1四半期に、中国・アフリカ貿易額は同16.8%増加して、388億ドル(1ドルは約113.7円)に上り、15年以降で初めて同貿易額が四半期での増加を達成した。このうち中国のアフリカからの輸入額は184億ドルで同46%増加し、増加率は同70ポイント上昇した。中国からアフリカへの輸入額は205億ドルで同1%減少したが、減少幅は17%縮小した」と述べた。
また同期には中国企業が行ったアフリカの非金融分野への直接投資は同64%増加し、投資額は7億5千万ドルを超えた。中国企業がアフリカで新たに調印した請負工事プロジェクトの契約額は134億ドル、営業額は94億ドルに上った。
孫報道官は、「同期の中国・アフリカ経済貿易協力は年の初めに好調なスタートを切った。通年の経済貿易協力は良好な状態が続き、さらに高い水準に到達するとみられる」と述べた。
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