グラフェンはグラファイトからしか得られないとされていたが、今や一つの新しい手段がこの認識を覆した。中国の専門家はとうもろこしの芯からフルフラールなどの物質を抽出し残った繊維素を原材料とし、バイオマスグラフェン材料を生成し、その量産化を実現した。生産高はすでに1億元以上に達している。黒竜江大学と済南聖泉集団股フン有限公司(フンはにんべんに分)が共同実施した「バイオマスグラフェン材料グリーン大量生産技術」プロジェクトが、専門家チームの審査に合格した。審査結果によると、同プロジェクトは世界で初めてバイオマスからグラフェン材料を作る技術手段として、グリーンで環境に優しく、低コストだ。バイオマスグラフェン材料は高品質で、導電性が優れている。科技日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月17日
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