中国の孔鉉佑外交部長助理(外務次官補)とロシアのモルグロフ外務次官は22日にモスクワで協議し、朝鮮半島問題について重点的に意見交換した。新華社が伝えた。
中露双方は最近の朝鮮半島情勢の緊張を注視していると表明。朝鮮半島の非核化実現、平和・安定維持、対話と協議を通じた問題解決を堅持すべきとの考えで一致し、朝鮮半島の戦争や混乱を断じて許さず、いずれの側による緊張のエスカレートにも反対する立場を再確認した。また、朝鮮半島情勢の緩和、対話プロセスの再開のために的確な努力を払うよう関係各国に呼びかけた。さらに、米国によるミサイル防衛システム「THAAD」の韓国配備への断固たる反対を重ねて表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月23日
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