国家海洋局は22日の記者会見で、国内外に向け「中国の南極事業」報告書を発表した。これは中国政府が初めて発表する、白書という形式での南極事業発展報告書であり、中国の南極事業の30年以上に渡る発展の成果を全面的に回顧している。人民日報海外版が伝えた。
報告書によると、中国は現在すでに陸海空、氷上、海底をベースとする国家南極観測網と、極地観測船「雪竜号」、南極の長城・中山・崑崙・泰山基地、上海極地観測国内基地による南極観測保障プラットフォームを構築しており、南極観測活動の総合的な保障の需要をほぼ満たしている。また中国の南極科学研究水準が向上を続けており、南極文化宣伝・科学教育に力を入れている。南極の環境・生態システムを効果的に保護し、南極のグローバルガバナンスに積極的に参加し、国際交流・協力を広く展開している。雪竜号、極地用固定翼機「雪鷹601」は国際人道主義精神を発揚し、南極救助活動に何度も参加しているとした。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月23日
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