中国科学院原子力エネルギー安全技術研究所が発表した情報によると、同研究所が自主開発した「強度変調正確放射線治療システム」(麒麟刀)がこのほど国の検査に合格した。これは強度変調放射線治療(IMRT)システム国家標準の実施以来、初めて同標準の検査に合格した国産IMRTシステムとなった。人民日報が伝えた。
同研究所のチームは中性子輸送計算理論及び技術拡張を、医療・医学分野に応用し、正確な放射線治療の重要な物理・技術の研究を行った。人体の薬分量の高速かつ正確な計算、治療プランの逆方向改善、腫瘍測位・追跡、人体の薬分量の検証など重要技術の難関を突破した。腫瘍の準ミリメートル級測位の問題を解消し、放射線治療の効果を高めた。これを踏まえた上で、薬分量の誤差2%未満の制御、準ミリメートル級腫瘍測位を実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月1日
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