世界宇宙探査大会2017中国メイン会場全体会議で発表された情報によると、月探査機「嫦娥4号」にオランダ製低周波探査装置、ドイツ製月面中性子・放射線量探査装置、スウェーデン製中性原子探査装置、サウジアラビア製月小型光学イメージング探査装置という、4つの国際協力科学装置が搭載されることが決定済みということだ。北京日報が伝えた。
この4つの国際協力科学装置は、中国月探査事業を担当する月探査・航天工程センターが、技術指標の先進性、科学目標の革新性などを原則として世界から募集したもので、各国の関連分野の技術的優位性を集中的に反映する。これは月の宇宙低周波電磁環境を背景とする分布の変化情報の入手、月面粒子実測データを利用した月の土壌・岩石・水分の正確な分析に役立ち、かつ月表面エネルギー中性原子及び陽イオンなどの関連する世界最先端の月にまつわる科学問題の解消を促す。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月7日
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