月探査装置オリジナルデザインの審査結果が発表

10ヶ月弱に渡る月探査装置オリジナルデザイン募集活動が20日、中国科学技術館で閉幕した。同活動で国内から257点のオリジナルデザインが集まった。度重なる審査を経て、中国科学院地質と地球物理研究所、中国科学院西安光機研究所の研究員が協力して開発した「CCD画像センサー月砂塵観測機器」、浙江大学の孫書剣氏らが提出した「月衛キューブサット」、重慶大学の張元勲氏らがデザインした「月ミクロ循環生態システム」が一等賞を受賞した。また中国科学院国家空間科学センターの音響測深機など7つのデザインが二等賞を受賞したほか、北京理工大学宇航学院の「月宮ミュージックボックス」、月の裏側で使用される音響実験装置など10のデザインが三等賞を受賞した。これらのデザインは、中国の今後の月探査任務の科学装置の候補となるということだ。人民日報が伝えた。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年9月21日