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成都、3年間地元の受験生にタイ焼き配ってエールを送り続けている日本人

人民網日本語版 2017年06月09日14:56

​​ 「彼は路線バスから降りた後、シェア自転車に乗ってここまで来た。そして、私たちにタイ焼きをくれた。彼は本当にいい人だ」。 成都版報が報じた。

「彼は、あまり流暢ではないものの、中国語で私たちを励まし、体調に気を付けて、中国大学統一入学試験(通称『高考』)前は風邪をひかないようにと言ってくれた」。

四川省成都市の玉林中学(中高一貫校)の高校3年の女子高生・朱霊さんと、■予茁さん(■はまだれに龍)は5月31日、サプライズプレゼントをもらい、二人は当時の事について、興奮気味に話してくれた。二人にタイ焼きを送ったのは、成都市で暮らしている日本人の天本龍司さんだ。

2015年から、大学入学試験の時期になると、天本さんは自分が作ったタイ焼きをさまざまな学校の高校3年生にプレゼントし、親切であたたかい気持ちにさせてくれる成都の人々に「恩返し」している。

受験前にタイ焼きを配って受験生にエール

4年前、成都に旅行に来ていた天本さんは、友人のすすめもあり、思い切って同地に住んで小さな店を経営するようになった。天本さんは微博(ウェイボー)に、「成都で暮らしている日本人です。中国人に日本について紹介したり、中国について理解したりするのが好き」と書き込んでいる。現在、天本さんの微博には約1万人のフォロワーがおり、ネットユーザーからは親しみを込めて「龍お兄さん」と呼ばれている。


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