ジャイアントパンダ「シンシン」(資料画像)
中国ジャイアントパンダ保護研究センターからレンタル方式で上野動物園に来園しているメスのジャイアントパンダ「シンシン(仙女)」が日本時間12日11時52分に赤ちゃんを1頭出産した。中国以外で生まれた今年初めてのパンダの赤ちゃんとなった。中国新聞網が報じた。
出産を終えたばかりのシンシンは現在、「お母さん」という新しい役割にがんばって適応しており、赤ちゃんをしっかり抱きかかえている。赤ちゃんの体重や性別はまだ不明だが、元気な鳴き声を上げており、健康であると見られる。
中国ジャイアントパンダ保護研究センターのジャイアントパンダの専門家・李徳生氏は取材に対して、「ジャイアントパンダの赤ちゃんは生後一週間目が一番危険な時期。加えてシンシンは初めて赤ちゃんを世話するため、シンシンにとっても、赤ちゃんにとっても最も大きな試練となる。当センターは上野動物園と共に、パンダの赤ちゃんの状況を注意深く見守り、安全な環境で成長できるよう保護する」としている。
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