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人民網日本語版>>経済

暮らしに浸透する日本のロボット 科学技術をどう利用 (2)

人民網日本語版 2017年06月13日08:20

ロボット利用の最大のメリットは人件費の節約だ。このホテルは客室が144室もありながら、社員は6人しかいない。もう1つのメリットは言葉の問題を解決することだ。日本ではロボットに外国語システムを搭載するのにかかるコストは外国語ができる人材を雇うコストよりも相当安い。

だが今では人工知能(AI)が「人類から職業を奪う存在」になるのではないか、雇用が奪われ、空前絶後の失業ラッシュが起きるのではないかと懸念され始めている。また「無人化」した社会がどのようなものになるのか、人を雇うこととロボットを利用することの間でどのようにバランスをとるかが、ロボットの普及後に人類が考えなければならない問題になっている。

東京大学で新メディアを研究する水越伸享受は、「産業革命と新科学技術にはメリットとデメリットがあり、ちょうど携帯電話とインターネットが登場した後、その長所と短所が現れてきたのと同じようなことだ。だが技術革新は人類の主導の下で行われるのであり、カギはどう応用するかにある。ロボットに仕事をさせることは、ロボットが人に取って代わるということではない。科学技術の革新に際して、人類は科学技術をうまく利用するにはどうしたらよいか、暮らしの中でより意義あるものにするにはどうしたらよいかを考えなければならない。AIとロボットの時代がもつ意義は人類がこれから考えなければならない主要テーマだ」との見方を示す。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年6月13日


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