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西洋人が抱く華人のイメージは誰もが卓球ができて、カンフーの達人

人民網日本語版 2017年06月14日13:31

中国大陸部における外国人の定住者がすでに100万人を突破しているにもかかわらず、多くの西洋人の中国大陸部に対する理解は依然としてかつてのイメージのままで、多くの外国人は、「大陸部の人は全員卓球が上手で、カンフーができ、犬の肉を食べるのが好き」と思っている。参考消息網が台湾地区の中時電子報の報道を引用して報じた。

海峡両岸(中国大陸部と台湾地区)のネットユーザーたちはこの問題に関して深く思うところがあるようだ。ネット上で立ち上げられた「外国人がよく挙げる10の馬鹿げた質問」というトピックでトップを飾ったのは、「中国人(大陸部)は全員カンフーができるのか?」だった。そして、そんな質問をされるだけでなく、しばしばカンフーの技と一つか二つ教えてほしいと要求されるのだそうだ。かつて、外国人が知るカンフースターと言えばブルースリーだったが、今ではジャッキー・チェンも良く知られるようになっている。

ある大陸部のネットユーザーが西アフリカに出張した時に経験したこととして、夜中に外を出歩こうとしたが、夜道が少し暗かったので、ホテルのガードマンに治安の良さについて尋ねたところ、ガードマンは治安は良くないとした上で、「あなたは中国人だから、誰も手を出してこようとはしないので、大丈夫だ」と思いもよらないことを言われたのだという。現地の人たちは中国のカンフー映画をたくさん見ているので、黄色人種には警戒して、敢えて襲おうとする人はあまりいないそうだ。

報道によると、大陸部の人たちが全員卓球ができるというイメージは、米国のニクソン元大統領の時代にまで遡る。その当時、中米の対話が開始される前にピンポン外交が行われ、米国人には大陸部の卓球選手が披露する妙技が印象深く残っており、さらにその後も大陸部の卓球選手たちが国際スポーツ界で次々と活躍しているため、年配の米国人は大陸部の人全員が卓球のエキスパートだと思っているようだ。

報道では、米国人の大陸部の人々に関する誤ったイメージはメディアによる影響が大きいとしている。西洋のメディアは数年前に、大陸部の未成年の労働者問題を特集し、さらには南方出身の人が犬の肉が好きだと報道していた。こうした報道により、多くの米国人は長い間、大陸部の人たちの背が低いのは、幼い頃から働き始めていることが原因だと思い込んでしまっただけでなく、大陸部の人に出会ったときに、「中国人は犬の肉が好きなの?」とついつい質問してしまうのだという。(編集YK)

「人民網日本語版」2017年6月14日

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