英国に本社がある国際管理コンサルタント会社のA.T.カーニーはこのほど、2017年のグローバル都市ランキングを発表した。都市の総合力ランキングの「グローバル都市指数」と「グローバル潜在力ある都市指数」の2つの部分に分かれる。「グローバル都市指数」ランキングでは、香港が5位、北京が9位、上海が19位に入り、成都と武漢の上昇ぶりが目立った。「グローバル潜在力ある都市指数」ランキングでは、広州が前回の78位から56位に上昇し、杭州も大幅に順位を上げた。「経済日報」が伝えた。
今年はどちらのランキングも起業投資環境という同一の指標に基づいて作成された。「グローバル都市指数」の関連研究によると、トップレベルの起業環境かどうかは4つのカギとなる要因によって評価判断され、その4要因とは起業の協力パートナー、人材資源、現地の支援政策、優れたインフラ設備を指すという。
カーニーのグローバルパートナーで中華圏社長の石徳瑞氏は、「中国の国力の増強、経済の発展、『一帯一路』(the Belt and Road)イニシアティブの実施は、各都市のさらなる発展に向けて堅実で力強い土台を提供することになった。中国の二線都市と三線都市は指数ランキングの順位が目立って上昇し、安定した発展を持続させると同時に世界トップレベルの都市の仲間入りをしつつあり、これら二線・三線都市と世界の他都市との協力や相互連動の動きがこれからの中国の都市の発展のカギになる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月14日
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