湖北省武漢市政府とアリババグループ傘下の金融プラットフォームのアント・フィナンシャルは15日午前、協力合意書を取り交わした。双方は、交通・商業・政務などの各種サービス分野でタイアップし、武漢に「キャッシュレス都市」を建設する。人民日報が伝えた。
合意書によると、武漢全市に8千台ある市バスの利用において、アリペイ(支付宝)のQRコードをかざすだけでバス料金が支払えるよう段階的に取り組んでいく。このうち市中心部を走る市バス5千台については、今月末までにアリペイ利用による乗車を実現させる。また、武漢地下鉄5路線の主要28駅でアリペイによる乗車券購入を可能とし、高速鉄道・連絡船・駐車場・オンライン配車予約・シェア自転車など9種類の交通関連施設・ツールについても、アリペイによる決済を可能にする方針。このほか、政務・医療・教育・社会保障などの公共サービス分野においても、キャッシュレス決済を実現させる計画だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年6月16日
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