おもちゃの列車が駅に到着すると、店員が列車の2車両にそれぞれビールと飲み物をのせる。その後、貨物を乗せた列車は目的地である客のテーブルへ向けて発車する。列車のレールはすべてのテーブルにつながっており、きちんと飲み物をお客に届けることができる。子供だけでなく大人までも童心にかえって、写真を撮りたいという衝動を抑えられなくなるという。
現在このようなレストランはチェコの首都プラハに3店舗ある。オープンからこの10年間で、レストランはすでにのべ6百万人が訪れているという。レストランのオーナーによると、店舗によっては、1日平均でビール1500杯の売上げをあげるのだということだ。
列車愛好家のオーナーが、おもちゃの列車でビールを届けるアイディアを考えついたのは2009年。彼は「このような方法でビールを運ぶことにより、サービスの効率が向上した上、見ているだけでも楽しい気持ちになれる」と話した。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月19日
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