25日、中国高速鉄道にまた新メンバーが加わった。中国鉄路総公司エリートチームの研究開発による、完全に独自の知的財産権を備えた、世界先進レベルの中国標準新型高速列車は「復興号」と名付けられた。人民日報が伝えた。
中国標準新型高速列車「復興号」は「CR400AF」と「CR400BF」の2種類。試運転では、瞬間時速400キロメートル以上、連続運転時速は350キロメートルにそれぞれ達した。設計寿命は従来の20年から30年に延びた。車体の断面と空間が拡大した状況において、時速350キロメートルによる試運転が行われた際の列車の走行抵抗は、現在運行されている車型より7.5%以上軽減、100キロメートルにつき1人当たりのエネルギ―消費量は17%軽減され、運転室と客車における騒音はいずれもやや低下した。
中国鉄路総公司党組織書記を務める陸東福・総経理は、「研究開発・製造されたのは、完全に独自の知的財産権を備えた中国標準新型高速列車で、中国鉄道の一連の技術・装備、特に高速列車に関する技術・装備は、すでに世界の最先端にある」とコメントした。
26日、「復興号」は、まず、京滬(北京-上海)高速鉄道の始発・終着駅である北京南駅と上海虹橋駅の両駅から、それぞれG123/G124 号高速列車として出発した。
中国共産党第十八次全国代表大会(十八大)以来、中国鉄道で新たに増加された営業距離は2万6300キロメートル、新たに開通した高速鉄道の距離は1万3600キロメートル、鉄道営業総距離は12万4千キロメートルに達し、うち高速鉄道の総距離は2万2千キロメートルと、世界トップの座を保持している。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年6月26日
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