国務院報道弁公室が29日に発表した「中国交通運輸発展」白書では、「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」期間中、国内外を繋ぎ、エリア内の都市・農村を幅広くカバーし、中枢ノード機能が完備され、輸送サービスが一体化された効率性の高い総合交通輸送システムを建設する方針が打ち出された。新華社が報じた。
白書の概要は次の通り。
2020年までに、高速鉄道の営業距離数を3万キロメートルまで延長、大都市の8割以上を網羅する。新たに敷設する高速道路の距離は約3万キロメートル。2020年までに、北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタ、長江中流、中原(黄河中下流域の平原)、成渝(成都・重慶)、山東半島の各都市群における都市間鉄道ネットワークをほぼ完成させる。人口300万人以上の都市における軌道交通ネットワークの構築を加速し、営業距離約3千キロメートルの都市軌道交通ラインを新たに敷設する。
中国の交通運輸発展は、今後5年間、以下の重点分野をめぐり統一的に推進される:交通運輸改革を全面的に深化させ、国内外輸送ネットワークを構築し、現代的で高効率な都市間交通ネットワークを構築し、結合して一体となった総合交通中枢を建設し、輸送サービスにおけるエコかつスマートな発展を推進し、交通運輸安全管理レベルの向上を図る。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月30日
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