【自治州政府、地質の潜在リスクに関する調査を実施】
四川省政府報道弁公室は26日午後、新磨村の現場にある指揮部で第7回記者会見を開催した。アバ・チベット族チャン族自治州委員会常務委員を務める徐芝文・常務副州長は、「引き続き、行方不明者の捜索を進め、科学的方法による救援活動を継続していく。被災地の地理・自然条件が極めて特殊であるため、二次災害が起こる可能性が高く、救援現場での警報モニタリングを強化する必要がある。救援現場の状況変化に応じて、救援作業内容を随時変更し、タイミングを見計らって現場の救援力を合理的に調整していく」と述べた。
このほか、州政府は、全州規模で地質の潜在リスクについて調査を実施している。全面的な危険排除・緊急避難・全天候モニタリングなど各措置を徹底実施し、新たに発生する恐れがある災害の潜在リスクを突き止め、それに対するあらゆる必要措置を講じ、住民の生命の安全を確保する方針。
写真:現場で救援作業に携わるレスキュー犬(撮影・劉忠俊)。
【社会からの寄付金、3千万元超】
四川省慈善総会は26日、同日午後5時の時点で、同会が、「6.24巨大山崩れ災害社会愛心寄附金」として総額3189万1千元(約5億2200万円)の寄附金と約46万元(約750万円)相当の救援物資を受け入れたと発表した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年6月27日
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