◆売れるのか
人工肉は科学者のほか、資本者たちからも注目されている。ブルームバーグの報告書によると、世界の肉類代替品の売上は、2010年より年平均で8%増加している。大富豪の李嘉誠氏、ビル・ゲイツ氏も2014年より、投資会社を通じ米国の人工肉ベンチャー企業2社に出資し、人工肉の研究開発と生産を促している。
米国科学アカデミー(NAS)も最新の報告書で人工肉に期待感を示し、今後10年内にバイオ技術により大量生産される可能性が高く、極めて高い潜在力を秘めていると判断した。
しかし人工肉の生産には、一連の課題が存在する。研究開発コストが高すぎるため値が張り、今のところは受け入れられそうにない。価格の他に、人工肉の風味と見栄えも重要だ。これは多くの人工肉企業が取り組んでいる課題でもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月29日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn