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中国で「顔面偏差値エコノミー」が急成長 「顔面偏差値重視」に賛否両論

人民網日本語版 2017年07月03日10:30

图:中国では卒業シーズンになると美容整形する大学生が急増する(撮影・張道正)。

「ずっと恋人ができないのは、君の見た目が悪いからだよ」、「なぜちゃんと自覚していないのか?全ては君の見た目が悪いからだよ」……。最近、「君の見た目が悪いからだよ」と題するラップの歌曲が、中国のネット上で大人気となっている。そのストレートな歌詞に、多くのネットユーザーは、「耳が痛い」と肩を落としている。中国新聞社が報じた。

河北省石家庄市のある美容整形クリニックの待合室で、中国大学統一入学試験(通称「高考」)を受け終わったばかりの女性・陳さんが、「客室乗務員(キャビンアテンダント)になるための専門学科がある大学に行くために、入学前に目のプチ整形をしたい」とし、その理由について、「将来のため」と説明した。

統計によると、中国美容整形業は現在、毎年20%増のペースで成長しており、美容整形手術も毎年、20%以上のペースで増加している。中国の美容整形は、不動産、自動車販売、旅行に継ぐ、4番目に大きなサービス業界へと成長している。

「画像修正アプリ」や「自撮り神器」、「美顔カメラ」などのアプリが、「顔面偏差値エコノミー」市場で躍進している。「美」にフォーカスしたアプリを開発する「美図(Meitu)」は、2008年に画像加工アプリ「美図秀秀」を打ち出して以降、SNS動画アプリ「美拍」、自撮りカメラ「美図手機」、自撮りカメラ「潮自拍」などを次々にリリースした。サムスンや華為、小米などのスマホメーカーも近年、画像修正機能やフィルター機能などを搭載したスマホを続々とリリースしている。その他、カシオは自撮り用デジタルカメラを発売し、アップル社は自撮り画像の画質を高めるために、フロントカメラの性能を向上させている。


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