中国科学技術部(省)のウェブサイトによると、欧州委員会が先ごろ発表した「欧州イノベーション・ユニオン・スコアボード2017」の中で、イノベーションの10のカテゴリーに分類される27の指標を元に、EU諸国とEU以外の一部の国・地域の革新業績を比較分析した。また各国の革新体制の長所と短所を評価し、各国に補強すべき分野の確定を促した。人民網が伝えた。
それによると、人的資源、革新環境などの条件の改善により、EUの革新業績が改善を続けている。スウェーデンは依然としてEUの革新のリーダーで、デンマーク、フィンランド、オランダ、英国、ドイツが続いた。
またEUの主な経済競争相手である、豪州、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国南アフリカ)、カナダ、日本、韓国、米国との比較を行った。うち中国の革新指数の成長率が最も高く、EUの7倍以上となった。EUの革新業績は依然として中国を上回っているが、リーダーとしての地位が大きく低下している。中国の革新指数は、企業の研究開発費、商標・意匠申請などの急成長を強みとする。しかし博士課程修了者の割合、高等教育の普及度、公共部門とビジネス部門の研究者の共同出版物などの指数は振るわなかった。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月6日
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