途牛旅遊網はこのほど、紅色観光 (革命聖地観光)商品の予約ビッグデータにもとづき、「革命聖地観光人気状況報告」を発表した。これによると、革命聖地観光に関心を寄せる消費者まますます増加しており、年齢層は若年化の傾向を見せている。最も人気が高い革命聖地観光地は北京だった。2016年、中国各地における革命聖地観光地を訪れた観光客総数は延べ11億4700万人に達した。北京日報が伝えた。
2016年、財政部(省)は、総額15億4700万元(1元は約16.7円)の資金を調達し、全国革命聖地観光の健全かつ秩序だった発展を牽引・サポートした。大まかな統計データによると、同年、中国各地における革命聖地観光地を訪れた観光客総数は、前年比11.7%増の延べ11億4700万人、観光総収入は同17.2%増の3060億9千万元にそれぞれ達した。今年の端午節小連休中、全国的に大きな革命聖地観光地ブームが巻き起こった。政府の統計データによると、延安革命記念館の1ヶ所だけでも、端午節連休中の観光客は延べ1万4千人に上った。
途牛旅遊網のモニタリングデータによると、革命聖地を訪れる観光客のなかで、40歳から60歳の年齢層が主要層となっており、全体の35%を占めた。これに続いたのは、20歳以下の若年層だった。人気の革命聖地観光目的地トップ10は、北京、上海、浙江、湖南、江西、福建、貴州、四川、陝西、甘粛。このうち、首都・北京は、新文化運動や盧溝橋事件が発生した地でもあり、名実ともに革命聖地観光の人気目的地トップの座に君臨している。天安門広場、新文化運動記念館、中国国家博物館、さらには李大釗などの革命先駆者の記念館は全て、観光客にとって最も訪れたい目的地となっている。革命聖地観光の観光客が多い都市トップ5は、上位から順に、上海、北京、南京、瀋陽、広州で、ほとんどが一線・二線都市だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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