7月5日に撮影された港珠澳大橋海底トンネルの内部の様子(写真提供:広州日報)。
世界最長の海底トンネルが7日、貫通したことをうけて、港珠澳大橋主体全線が貫通した。年末に開通の条件を満たせば、香港から珠海、マカオへの車での移動時間が3時間半から30分に短縮される。
多くの海を跨ぐ橋と異なり、港珠澳大橋は橋・島・トンネル一体型となっている。主体プロジェクトは全長22.9キロの橋、6.7キロの海底トンネルからなり、トンネル両端には東西2つの人工島がある。主体橋は昨年9月に貫通。海底トンネルの工事も急ピッチで進められていた。
竣工後の港珠澳大橋は、世界最長の海を跨ぐ橋になる。同プロジェクトの論証に参加した中山大学の鄭天祥教授は「開通後、大湾区都市群内のすべての都市間を1時間内で移動でき、通勤効率が大幅に向上する。経済要素のより効率的な流動と集約配置を促進する」と述べた。(編集YF)
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