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中国、今月17日から高速鉄道でネットデリバリーサービス開始

人民網日本語版 2017年07月12日14:36

今月17日から、中国の鉄道当局は主な高速鉄道27駅でネットデリバリーサービスをスタートし、旅客に多種多彩な飲食サービスを提供する。中国鉄路総公司が11日の取材に対して明らかにした。

17日から、列車番号が「G」と「D」で始まる列車の利用客は、中国鉄道カスタマーサービスサイト「12306」やスマホアプリを通して、食堂車で提供される料理やデリバリーサービスを提供している停車駅の食事などを事前に予約しておくことができる。この試みはまず、上海、天津、広州、南京、杭州、西安、瀋陽、長春、武漢、済南、福州、厦門(アモイ)、長沙、成都、重慶、蘭州などの都市の高速鉄道駅27駅で実施される。そのうち、瀋陽と長春市で実施されるのは、瀋陽北駅と長春駅、長春西駅。旅客が予約を済ませると、駅の客室乗務員がデリバリー予約をした旅客が指定した車両や座席まで届けてくれる。

鉄道同局は、オープンな思考に基づき、社会の食品・飲料販売業者と連携し、鉄道ネットデリバリープラットフォームを開放した。条件を満たし、参入した飲食メーカーの食品・飲料は「12306」サイトで値段が表示されており、予約することができる。鉄道当局は国の食品の安全管理に関する法律・法規に基づいて、同プラットフォームで商品を提供する業者や食品生産業者、食品配送業者などの関連の資質、参入条件、食品衛生などの監督を行い、旅客に安全で安心できる食品・飲料を提供する。

旅客が「12306」サイトを通して列車のチケット予約を済ませると、食事の予約を確認するメッセージが表示され、「する」をクリックすると、予約手続きが始まり、第三者決済サービスの支付宝(アリペイ)や微信支付(WeChat Pay)を通して支払いを済ませることができる。電話や駅の窓口、代理店、自動券売機などで列車のチケットを購入した旅客も同サイトを通して食事の予約をすることができる。予約する場合は、チケットの情報や予約者の情報などを入力しなければならない。配達料を含む料金は全てオンライン予約の規則に基づいて設定されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年7月12日

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