外交部(外務省)の耿爽報道官は13日の定例記者会見で「国連安保理の対朝制裁は全面的な経済制裁ではなく、中国側による朝鮮側との通常の経済・貿易交流の維持は安保理決議に違反しない」と表明した。
【記者】朝鮮が国連制裁決議の「すきにつけ込み」、対中鉄鉱輸出を増やしたとの報道についてコメントは。
【耿報道官】中朝は隣国であり、両国は通常の経済・貿易交流を維持している。国連安保理第2321号決議は、民生目的で、核・ミサイル計画の資金源と関係しない朝鮮の鉄及び鉄鉱石の輸出は制裁の影響を受けないと定めている。朝鮮半島の非核化推進に尽力するとの中国側の立場は揺るぎない、明確なものであり、引き続き安保理の対朝決議を全面的、正確、真剣かつ厳格に履行する。
中国側は一貫して安保理決議を全面的、正確、真剣かつ厳格に履行している。だが各国も概念を混淆しないでもらいたい。安保理の対朝制裁は全面的な経済制裁ではなく、中国側による朝鮮側との通常の経済・貿易交流の維持は安保理決議に違反しない。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月14日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn