一つのプラットフォームを通じ、リアルタイムで全市の環境データのオンライン観測・共有を実現する河南省初のスマート環境保護ビッグデータプラットフォームが12日に同省汝州市で竣工し、間もなく稼働開始することになる。科技日報が伝えた。
汝州市には大気品質ミクロ観測ポイント178ヶ所、大気品質調査ポイント20ヶ所、地表水質観測ポイント3ヶ所、重点企業83社、施工現場10ヶ所のオンライン観測などのデータを用い、全市のリアルタイム環境データの総括と研究・判断を実現した。同プラットフォームの正式稼働後は、環境保護監督機関の管理スタッフの携帯には同プラットフォームのアプリがインストールされる。そしてこのアプリ通じて、あるエリアの環境データに異常があれば、所在地の管理スタッフの携帯電話に情報が随時送られると同時にシステムは汚染源が存在しうる場所を自動的に割出し、管理スタッフを現場調査に向かわせるためのナビゲートを行う。管理スタッフは現場到着後、目にした光景を撮影しアップデートする。リアルタイム観測データと管理スタッフが報告した具体的な情報により、関連部門は汚染状況に対する対応を行う。
またスマート環境保護システムのデータの共有も可能で、気象や水利、交通、工業・情報、農業、林業などの部門は環境関連情報を参考にし、汝州市生態環境情報データバンクを形成していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月17日
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