最新のデータによると、1990~95年に生まれた大学卒業生に比べ、95年以降に生まれた「95後」の大卒者は一人で立つ力や職場への適応力がどちらも目立って上昇しており、一人前の社会人となるためにかかる時間がそれまでの世代に比べて大幅に短くなることが予想されるという。「国際商報」が伝えた。
58同城、赶集網、中華英才網、招才猫などの人材募集プラットフォームの総合的データ調査によると、どのような仕事を探すかの選択で、95後大卒者の59.46%が、「自分の専攻・専門に関わりのある仕事にそのままつきたいとは思わず、新たな仕事のフィールドを独自に試してみたい」と考えることがわかった。
また上司から自分の得意分野でない仕事を与えられた時にどうするかについて、95後大卒者の60%が、「自ら資料を調べる、詳しい同僚に尋ねるなどして、なんとかして任務を達成する」と答え、「その任務を拒否する」とした人はごく少数だった。
業界関係者は、「95後大卒者が仕事を探す時、仕事というものについてそれほど多くを知っているわけではないが、優れた独り立ちの能力と職場への適応力があるため彼らは一人前の社会人となることができ、そうなるまでにかかる時間も従来の世代に比べてますます短くなっていく」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月24日
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