中国国務院新聞弁公室はこのほど記者会見を開催し、税関総署の関連の責任者が、今年上半期、中国の輸出入が前年同期比19.6%増となり、引き続き対外貿易が回復傾向にあることを明らかにした。
税関の統計によると、同期、中国の物品貿易の輸出入総額は前年同期比19.6%増の13兆1400億元(約216兆8100億円)だった。うち、輸出は前年同期比15%増の7兆2100億元(約119兆円)、輸入は前年同期比25.7%増の5兆9300億元(約97兆8450億円)だった。貿易黒字は1兆2800億元(約21兆1200億円)で、17.7%縮小した。
同期、中国の一般貿易の輸出入額は前年同期比20.5%増の7兆4600億元(約122兆7100億円)と、中国の輸出入総額の56.7%を占めた。前年同期と比べて0.4ポイントの伸びで、貿易構造がやや改善された。輸出の主力は依然として、メカトロニクス商品と伝統的な労働集約型商品になっている。同期、中国のメカトロニクス商品の輸出額は前年同期比14.6%増の4兆1300億元(約67兆9300億円)と、輸出総額の57.2%を占めた。
税関総署総合統計司の黄頌平・司長によると、同期、世界経済は穏やかな回復を見せ、中国の経済も安定して良い方向へ向かった。中国の輸出入は19.6%成長したことで、昨年下半期の回復傾向を引き継いだほか、半年間での伸び幅としては、2011年下半期以降最大となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月28日
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