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シェア自転車のロックし忘れで延滞金2千万元超 原因はシステムの問題

人民網日本語版 2017年08月01日10:40

シェア自転車を借りた後、ロックをし忘れると、34元(1元は約16.4円)が延滞金としてアカウントから引かれる。カスタマーサービスによると、この延滞金は免除されるが、信用ポイントは差し引かれるという。だが、その後、アカウントの残高は「マイナス2147万4778元」という驚くべき数字を示していた。武昌秦園路の職場で働く李氏は、この数字に飛び上がるほど驚いたという。楚天都市報が報じた。

李先生は、事の顛末を話してくれた。

「私は秦園路の不動産仲介会社に勤務している。以前、シェア自転車のモバイクに登録した。今月初め、広西に旅行に出る時に、また利用することになった。24日午前、団結新村で自転車を借り、秦園路の職場に出勤した。おそらくロックをし忘れたようで、27日の夜に友人と自転車で映画を観に行こうとしたとき、初めて自分が借りた自転車が23時間借りっぱなしになっていることを知り、延滞金34元が未払いとなっていた」。

李氏はその後、カスタマーサービスに電話をかけた。李さんの事情を考慮してくれた担当者は、「今回の延滞金を免除するが、李氏の信用ポイントは15ポイント差し引かれる」と説明した。その約10分後、李氏が自分のアカウントをチェックしたところ、確かに信用ポイントは差し引かれていたが、延滞金34元は相殺されていなかったどころか、2147万元以上のマイナスとなっており、その上端数は増え続けていた。彼は慌ててカスタマーサービスに再び連絡を取った。担当者は、「慌てないでください。きっと解決できますから」と答えた。

29日午前、李氏のアカウントの数字はマイナス2147万4778元のままだった。記者がモバイクの担当者に問い合わせたところ、システムのアップグレードが不定期に行われているため、ごく一部のユーザーがこのような問題に遭遇することがあるという。カスタマーサービスに電話をかける、アプリで不具合を報告する、モバイクの微博(ウェイボー)や微信(Wechat)で問題のフィードバックを行う、などの処置を講じれば、カスタマーサービス担当者がすぐに対応し、実際の残額を正しく調整してくれるため、ユーザーは決して心配する必要はない。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年8月1日

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