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ALSの女性が描いた絵が中国国内外で賞を受賞

人民網日本語版 2017年08月04日15:03
ALSの女性が描いた絵が中国国内外で賞を受賞
ALSの娘の世話をする母親。

1978年に浙江省開化県華埠鎮で生まれた汪玉■(■は女へんに亭)さんは、13歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されて以降、自宅で勉強するようになった。初めは気分がふさぎがちだったものの、汪さんは絵を描くことに全精力を注ぐことを決意した。浙江在線が報じた。

普通の人なら1週間から10日で仕上げる絵を、体が不自由な汪さんは3-4ヶ月かけて仕上げる。汪さんは両腕を最大で5センチしか動かすことしかできないが、さまざまな困難を乗り越えて、汪さんが描いた「希望の田畑で」、「梅の花の香りは厳しい寒さから生まれる」などの作品は、中国や海外で賞を受賞したり、展示されたりし、大きな反響を呼んだ。汪さんはこれまでに、仕女画、人物画、山水画、花鳥画など約200作品を制作してきた。そして、自身の作品をオークションにかけ、計37万6000元(約620万円)を稼ぎ、その全てを慈善団体に寄付してきた。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年8月4日


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