2017年第一四半期(1-3月)、インターネットやEC取引と関係のある仕事が、銀行業、金融業を抑えて、中国のホワイトカラーに最も人気の仕事になった。入社したての時点では、決して給料が高くないものの、明るい前途やストックオプションの保証などがそれを補っている。香港紙「南華早報」のサイトの報道を引用して参考消息網が報じた。
インターネット関連の仕事のうち、インターネットセキュリティの専門家が、一般のプログラマーやエンジニアより優位性を誇っており、「インターネット・ボディガード」とも呼ばれている。21世紀、企業を守り、ハッカーやサイバー犯罪者、テロリストなどからの攻撃に対処するために、インターネット・ボディガードの技術が欠かせない。
人材紹介と人材派遣サービスを行うヘイズ plcの調査によると、「インターネット・ボディガード」の昇給の幅は平均25-35%で、情報技術業界の他の種類の仕事を5ポイント上回っている。
ヘイズ plcで中華圏の業務を総括している蘭熙蒙氏によると、「クライアントの専属インターネット・ボディガードに対する需要が高まっており、中でも分析、設計、ネット脅迫情報分析、コンサルティング、オンライン犯罪分析などの専門家の需要が最も高い」という。
そして、「6月1日に中国で施行されたインターネット安全法が、企業のハイレベル人材に対する需要を一層高めたため、この分野におけるニーズが非常に高い状況は今後も続くだろう」と予測している。
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