ボエリ氏のスタジオが提供した柳州「森林都市」の完成予想図。(インターネットより)
未来の都市はグリーンにあふれた「森林都市」になる。コンクリートとレンガで建てられた灰色の時代はいずれ終わる。これは外観の美しさや視覚的効果の向上というだけでなく、未来の都市がもつより大きな優位性になる。「森林都市」の概念は都市そのものを巨大な「緑の肺」に生まれ変わらせる。というのも「森林都市」の建築物は植生とよりよく結びつき、大量の二酸化炭素をはじめとする環境汚染ガスを吸収することができるからだ。参考消息報網が伝えた。
スペイン紙「ラ・ガセタ」サイトの報道によると、イタリアの建築デザイナーのステファノ・ボエリ氏と氏のスタジオが中国南部の広西チワン族自治区柳州市のために「森林都市」プランを設計した、中国政府はすでにプランに「青信号」を出したという。
ボエリ氏のプランでは、「森林都市」は柳州市の北部に建設される。同スタジオの説明によると、「この場所は新型の持続可能な都市を創建するのに理想的な場所だ。現地の地理条件や生態環境が植物の生長に適しているからだ」という。
ボエリ氏は、「中国政府は私たちに総合的な都市のデザインを依託した。高層建築物は1つあればよく、100戸から200戸の大小さまざまな建築物が必要で、すべての建築物は外側が植物で覆われていなければならない」と述べた。柳州「森林都市」建設プロジェクトは2018年に着工し、2020年に完成が予定される。
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