国家林業局、国家統計局がこのほど共同で発表した中国森林資源試算研究の結果によると、第8回全国森林資源調査期の末には、全国の林地の森林資源の資産価値が21兆2900億元(1元は約17.5円)に達し、第7回調査期末に比べて42.1%増加した。2012年末の人口数13億5400万人で計算すると、国民一人あたりが保有する森林資源の資産価値は1万5700元(約27万5000円)に上り、過去5年間で38.9%増加した。また林地は毎年、国民に一人あたり9400元に相当するエコロジーサービスを提供しているという。
林地の森林資源の試算結果によると、12年末の全国の林地資源の実物量は3億1千万ヘクタール、森林資源の実物量は160億7400万立方メートル、林地の森林資源の資産価値は21兆2900億元で、このうち林地が7兆6400億元、森林が13兆6500億元となっている。第7回調査期末から第8回調査期末に至る間に、林地資源の実物量は3億400万ヘクタールから3億1千万ヘクタールに増加して2.0%増加し、価値は5兆5200億元から7兆6400億元に増加して38.4%増加した。森林資源の実物量は145億5400万立方メートルから160億7400万立方メートルに増えて10.4%増加し、価値は9兆4700億元から13兆6500億元に増えて44.1%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月23日