◆個人の応用シーンが多彩に
「ワンタッチで注文し、外に出なくても美味しい料理を楽しむことができ、QRコードをスキャンすれば、さまざまなカラーのシェア自転車にいつでも乗ることができる」。この半年に渡り、各種携帯アプリの利用者数が増加を続け、利用シーンもこのように多彩になった。同報告書によると、モバイル決済利用者5億200万人のうち、4億6300万人が実店舗での消費でモバイル決済を利用している。
同センターインターネット発展研究部の劉▼副主任(▼は品の口が金)は、「以前は単純にニュースをチェックして情報を検索していたが、今やネットショッピング、外出、料金支払いなどの公共サービスへと、ユーザーのインターネットへの依存度が増している。各種公共サービスはインターネットの使用を促しているが、これは今後数年に渡りネットユーザー数の増加を促進する重要な要素になる」と述べた。
注目すべきは、今年6月にシェア自転車利用者数が1億人を突破し、事業範囲が一、二線都市から三、四線都市に浸透し、資金調達能力の高いブランドがすでに海外進出していることだ。同センターの張暁副主任も、「シェア自転車は外出の『最後の1キロ』問題を効果的に解消した。この革新的な見どころは、海外ユーザーにも認められている。国は関連政策・マニュアルを一日も早く打ち出し、業界の発展における都市管理の問題を解決するべきだ」と期待している。
◆新エネ車と産業用ロボットが新たな成長源に
受験ロボットが9分で数学のテストを解き終え、同時通訳ロボットが速記者に勝ち、マイクロソフトのAI「小氷」が現代詩集を出版した。今年に入り、AIはイメージから現実へと進出するペースを上げ、AI技術は社会変革の重要な推進力になっている。
張氏は、「中国のインターネットは大消費・大娯楽・大金融・大交通・大知能の時代を迎えようとしている。AIと業界の融合・浸透が深まり続け、新エネ車と産業用ロボットが新たな成長源になる。産業用インターネットの構築に伴い、ビッグデータが産業の全局面を貫くことになる。モノのインターネット(IoT)の発展も高速道路に進出し、スマート生産、スマートモニタリング、スマート物流、スマート販売などの産業も興隆している」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月9日
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