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中日与党交流協議会が日本で開催

人民網日本語版 2017年08月10日13:22

中国共産党と日本の自民・公明両党による中日与党交流協議会の第6回会合が7~9日に日本で開かれた。中共代表団を率いて出席した宋涛・中共中央対外連絡部長は「国交正常化の初心を忘れず、中日関係の前向きな発展を推し進める」と題して基調発言を行った。人民日報が伝えた。

宋氏は「中日国交正常化45周年にあたり、中日与党が交流協議会会合を開くのは、両国指導者の重要な共通認識を実行に移し、両国関係の正しい方向に沿った改善・発展を推し進めることを旨としている。双方が中日間の4つの基本文書の原則と精神を遵守し、歴史や台湾など重大で敏感な問題を適切に処理し、中日関係の政治的基礎を断固として守ること、各分野の交流を推し進め、『一帯一路』(the Belt and Road)の枠組での協力を検討し、中日関係の協力基盤を拡大することを希望する」と表明した。

自民党の二階俊博幹事長と公明党の井上義久幹事長は、宋氏の出席を高く評価。中国側と共に、交流と相互信頼を強化し、日中関係の良い方向への発展の基調を揺るぎないものにする意向を表明した。

双方は政治・経済問題について率直で誠意ある、踏み込んだ話し合いをし、「中日与党交流協議会第6回会合共同提言」を採択。▽歴史を直視し、未来に向かい、平和的発展の道を堅持し、引き続き中日戦略的互恵関係を推進する▽「一帯一路」の枠組での協力を積極的に検討し、経済グローバル化、グローバルな課題への対応の推進に貢献する▽両国の各分野の交流・協力を幅広く推し進め、中日関係を支える社会と民意の土台を固める▽政策面の意志疎通と国政運営上の経験交流を深め、政治的相互信頼の強化と実務協力の展開に政治的リーダーシップを発揮する――必要性で一致し、これを提言した。


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