放送が始まると、ある国語の教師は、関総監督に微信(Wechat)で、「漢字、言葉を教えるというのは、国語の授業で最も難しい課題。単調になりがちなその部分を、この番組はおもしろいものに変え、子供たちは楽しい雰囲気の中で勉強もできる」と関総監督の予想通りの反応を示した。関総監督によると、1回の放送で、50個の漢字(言葉)を紹介し、一シーズンが12回であるため、全部で600個の漢字(言葉)を勉強することができる。ある教師は、「子供たちがこの番組を見たかは、新学期が始まったらすぐに分かるだろう」と、関総監督にとってはとてもうれしいコメントを寄せている。
関総監督は、「漢字は、中華文化の伝承の根本。漢字の書き取り能力は、民族の将来を左右する大きな要素だ。文化番組を流行と見なし、軽率に基本的なものを廃して形だけを打ち立てると、雰囲気の軽すぎる番組になってしまう。古いものを守りながらイノベーションをしてこそ、本当の責任を果たしているといえる。同番組で子供たちが書き取り対決をするというのは形式の問題。この番組が、中国全土の国民が書き取りというスタイルを『復習』する機会になってくれるとうれしい」と話す。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年8月11日
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