円明園文化クリエイティブ定期市がこのほど開催され、50種類以上の円明園ゆかりの文化クリエイティブ製品が初めて公開された。多くの市民が来場し、お気に入りの物品を購入した。また市民は、この定期市で、宮廷挿絵、宮廷団扇(うちわ)、泥人形の「兎児爺」を制作する伝統技巧を学ぶ講習会にも参加できる。北京青年報が伝えた。
定期市の会場に入ると、円明園の要素に溢れた様々な文化クリエイティブ作品が来場者を惹きつける。円明園で最も有名な建築、「大水法(大型人工噴水)」は、3D印刷技術によって目の前に完全に再現され、円明園内の可愛い黒鳥はコップ、スプーン、クッションのデザインに盛り込まれ、建築「万方安和」の「卍」の形は子供たちが大好きな「手裏剣」になり、ミネラルウォーターボトルの外側にまで、円明園の美しい蓮の花が印刷されている。このほか、定期市には円明園VRシリーズ製品もお目見えし、VRグラスを着用すると、立体的に復元された「大水法」、「観水法」、「正覚寺文殊亭」などが登場し、在りし日の円明園の美しい風景を堪能できる。
円明園の歴史・文化資源を一般市民にとって親しみやすいものにするために、円明園は「伝習所」を設け、市民を対象とした「宮廷挿絵」、「宮廷団扇(うちわ)制作」、「写経」、「古代建築物ミニチュア組立」、「泥人形・兎児爺の制作」などの講座を開設した。市民は、円明園の微信(Wechat)公式アカウント上で申し込み、参加料100元から200元(約1600円から3200円)を支払えば、興味ある文化講座を体験することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月15日
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