新エネ車専用ナンバー全国展開、武漢などの省都で12月末までに開始

公安部（省）交通管理局の最新統計資料によると、現在までに中国国内の新エネルギー自動車（新エネ車）普及台数はすでに100万台を超えており、公安部は13日に新エネ車専用のナンバープレートを全国規模で普及させていくことを発表した。中国中央テレビが伝えた。

2016年12月1日から、上海市・南京市・無錫市・済南市・深セン市の5都市において、全国に先駆けて新エネ車専用のナンバープレートの発行が試験的に始められた。現在までにこの5都市では新エネ車専用のナンバープレートがすでに7万6000枚発行されている。公安部の統一的な手配に基づき、2017年11月からはさらに河北省保定市、吉林省長春市、福建省福州市、山東省青島市、河南省鄭州市、広東省中山市、広西省柳州市、重慶市、四川省成都市、雲南省昆明市の10都市で新ナンバープレートの使用をスタートさせる。さらに2017年12月末までに、直轄市と各省都、自治区区都市のほか、各省（区）ごとに少なくとも1～2都市で新ナンバープレートの発行を開始し、2018年上半期までに中国国内の全ての都市で新ナンバープレートの全面的な使用を始める計画だ。

新エネ車専用ナンバープレートの価格は、現行の普通乗用車のナンバープレートの料金基準に基づき、同じく一枚100元となっている。

▽登録済みの新エネ車はナンバープレートの交換自由

すでに登録済みの新エネ車については所有者がそのまま従来のナンバープレートを使うことも、新しいナンバープレートに交換することも可能となっている。

▽新規登録の新エネ車には新ナンバープレートを発行

新ナンバープレート発行の施行開始後に、新エネ車の登録や譲渡登録の手続きをした新エネ車には全て新しいナンバープレートが発行される。所有者は公安部交通管理当局で直接登録手続きを行うか、インターネット交通安全総合サービスのプラットフォームまたは携帯アプリ「交管12123」を通じて、事前にナンバープレートを選択した上で、公安部交通管理当局で登録を行うことも可能。またナンバープレートを選択する際には、パソコンでランダムに抽出された50個の番号から一つ選ぶこともコード規則に基づき、自分で番号を作ることも可能だ。