バスでAI技術を体験する子供
音声認識、機械翻訳、スマートホーム、チューリング・テスト――人工知能(AI)の応用・技術を展示する科学教育大型バスが、北京市を出発した。この「旅行者号」と呼ばれるAI科学教育バスは今後1ヶ月以上に渡り、北京、アモイ、重慶、武漢、南京を訪問する。各地の住民はこのバスで最先端のAI技術と触れ合うことができる。北京日報が伝えた。
バスに乗車すると、画像認識展示エリアで、AIと間違い探しで競うことができる。パソコンの画面には本物と偽物の犬の写真が16枚表示される。人間は本物そっくりのモップやパンなどの中から犬を探すのに平均10秒ほど必要だが、AIロボットは平均0.6−0.8秒で3回見つけ出すことができる。これでもまだ余力があるほどだ。
乗客はバス内で、AIに詩を作ってもらい、楽しむことができる。記者がバスのスクリーンに向かって「人工知能」と言うと、自動的にきれいな詩を作り出した。「人工知能」を別の言葉にしても、それをテーマに詩を作ることができた。職員によると、これはAIの高い学習能力によるもので、大量の詩を学習することで、自主創作能力を持てるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月15日
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