写真:84歳になるカナダ人のルイーズ・ボーダンさんは、中国を熱愛している。(資料提供:CBCテレビ) |
84歳になる退職した女性教師は、どんなことをして毎日を過ごしているのだろう?カナダ・ケベック州ガスペ市に住むルイーズ・ボーダン(Louise Beaudin)さんは、「普通のおばあさん」ではない。54歳の時に中国語を学び始め、65歳でスノーボードに挑戦したルイーズさんは、これまでに30回中国を訪れた。多くの中国人の友人がおり、自分自身も中国人になりたいと思っているという。カナダの華字紙・星島日報の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
〇理屈抜きで中国が好き
学校を定年退職したルイーズさんは、スキーのガイドになった。中国出張をきっかけに、彼女は中国に一目惚れした。一体、中国のどんなところが彼女を惹きつけたのだろうか?彼女は自分でも分からないと言い、「結局、中国は楽しい。中国の全てが大好き。文化・食べ物・人々・風景、すべてが魅力に溢れている」と、中国にぞっこんだ。
ルイーズさんが初めて中国を訪れたのは1986年、54歳の時だった。カナダに戻った彼女は、すぐに中国語を独学で学び始めた。その後、合わせて3回、語学研修で中国を訪れた。最後に訪れたのは2012年で、山東省の済南大学に留学して中国語を学んだ。
1986年から現在に至るまでに、彼女は30回中国を訪れ、多くの中国人の友人ができた。彼女が住むガスペ市には、移民はそう多くない。彼女は、アジア系の観光客を見かけると、すぐに近寄って行って、「ニーハオ!」と声をかけた。声をかけた相手が運よく中国人だったときは、ひとしきりお喋りを楽しんだ。
アンチエイジングを標榜する人であっても、やはり老いには逆らえない。彼女もいつの間にか、他の高齢者と同じように、自分で自由に行動する能力を次第に失っていった。
ルイーズさんは、自分がすでに若くないことを十分に承知していた。彼女は、自分が日々年老いていくことについて、「日々を大切に過ごす」という態度で臨むことにした。彼女の最大の望みは、100歳を過ぎてもバイクを運転することだった。まだまだやりたいことが多すぎるという彼女は、もし生まれ変わるのならば、来世は中国人になると固く信じている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月16日
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