国土資源部(省)が15日に発表した情報によると、中国の非在来型天然ガスの開発に重大な進展があった。シェールガス、コールベッドメタンなどの調査・開発が、産業化・実用化生産段階に入ったという。科技日報が伝えた。
国土資源部報道官、地質調査局局長の于海峰氏は、「シェールガス開発は、四川盆地などで重大な進展を実現した。長年にわたる調査と開発の実践により、四川盆地と周辺の下部古生代シルル系竜馬渓組の海成層のシェールガス確認済み埋蔵量は7643億立方メートルにのぼる。うち重慶市の◇陵シェールガス田(◇はさんずいに倍のつくり)は6008億立方メートルで、北米を除く最大のシェールガス田になっている。2017年末には年産100億立方メートルを形成する見通しだ。四川省の威遠-長寧地区シェールガス確認済み埋蔵量は1635億立方メートル。2016年の全国シェールガス生産量は78億8200万立方メートルに達し、米国とカナダに次ぐ世界3位につけた。また、延長油鉱管理局はオルドス盆地で、中国地質調査局は貴州省遵義市正安県、湖北省宜昌市で一定規模のシェールガス田を発見しており、シェールガス調査新区・新層の重大な進展を実現した」と説明した。
技術の導入、消化吸収、難関突破により、中国はシェールガス地球物理、掘削、水圧破砕法の改善などの技術を確立している。3500メートルの浅い横井戸を掘削するほどの段階別水圧破砕能力を持ち、中国の地質条件に適したシェールガス調査・開発技術体制を初歩的に形成した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月16日
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