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日本の電炉鋼が発展しない理由は?

人民網日本語版 2017年07月07日08:19

盛り上がっているときほど、冷静にならなくてはならない。日本は先進国であり、十分な鋼鉄の蓄積量と最先端の製鋼技術を誇り、その鋼鉄工業に中国もかつては学んでいた。それにもかかわらず、日本の電炉鋼の割合は近年、24%ほどにずっととどまっており、欧米と比べると大きな差がある。また、日本は、スクラップ純輸出国である。では、なぜ、スクラップ資源を輸出してしまい、自国の電炉鋼の発展には活用しないのだろう?国際商報が報じた。

中国聯合鋼鉄網のアナリスト・史文飛氏によると、日本のスクラップには、鉄鋼メーカーから出る自家発生スクラップと市中スクラップがある。市中スクラップは、老廃スクラップと加工スクラップに分けることができ、老廃スクラップは自動車や鋼材、器械、レール、船などを回収したもので、加工スクラップは鋼材を使っている各産業が鋼材を加工している時に出たスクラップだ。

日本の加工スクラップは主に自動車業、機械製造業、土木、建築業などから出る。2011年、日本の加工スクラップの68%は自動車業から出たもので、以下、工業機械10%、電機業7%、造船業6%と続いた。

電炉鋼の需要が低迷し、日本の電気炉の生産量にも影響を与えている。日本の電炉鋼を使った主な製品は建築用の鋼で、1990年代にバブルが崩壊して以降、日本経済は長期にわたって低迷しており、日本の不動産とインフラ建設も長期にわたって低迷している。そして、電気炉製鋼の需要も低下し、電炉鋼の生産量も減少した。粗鋼の総生産量の割合も下降し、日本の電炉鋼の生産量も減少。それらに伴い、日本国内で使うスクラップの量も減少した。余剰資源が増加し、スクラップの値段が後に高騰したこともあって、日本はスクラップの純輸入国から純輸出国へと移行し、スクラップ資源が海外に流れることで、日本国内の資源は減少し、逆に日本国内の電気炉製鋼のコストが上がり、その生産量が急増することはなくなった。

電力が不足し、電気代も上がっている。日本はエネルギー不足の国で、使用しているエネルギーは主に、輸入に頼っている。そのため、日本のエネルギー利用は効率と経済的であることが特に求められる。日本の発電で最も多いのは原子力発電で、以下、石油、天然ガス、石炭、水力と続く。日本のエネルギー消費に石油消費が占める割合は大きいものの、発電に使われている石油の割合はそれほど大きくなく、年々減少している。一方、天然ガスの割合は比較的大きく、年々増加している。元々、重油を使った発電が多かったものの、石炭を使った発電が原因の大気汚染の問題が解決されたため、現在は石炭の使用も増加している。石油や天然ガス、石炭はほとんど輸入に頼っており、国際市場の市況や価格変動の影響を受けやすい。

技術発展はペースが遅く、市場のシェアも少ない。転炉技術の発展は早いのに対して、電炉技術の発展は遅い。転炉技術が急速に発展しているため、労働生産率は向上し、最終的に、日本国内の鋼鉄市場の主なシェアは、高炉から転炉まで全ての工程を担うことのできる製鉄所が占め、転炉を操業する製鉄所が市場を主導する力となっている。そのため、輸入鉱石—焼結鉱—高炉—転炉の長い工程が採用されている。技術が進歩するにつれて、環境保護設備や汚染物質排出なども改善され、エコ分野における電気炉製鋼のメリットは薄れるようになり、それがローエンドの電炉鋼の発展をある程度妨げている。 (編集KN)

「人民網日本語版」2017年7月7日

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