2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>カルチャー

慰安婦記録映画『二十二』が興行収入1000万元超、収益は全額寄付 (2)

人民網日本語版 2017年08月17日08:16

■制作費を除く収益は全て寄付

現在、情報コミュニティサイト・豆瓣における同映画の評価は8.9ポイント。あるネットユーザーは、「映画館に入る前、彼女たちの境遇について、胸が痛むものだと心の準備をしていた。だがそれよりも長く心に残るものは、人間の善良さだった」と評価した。

郭監督にとって、この映画には興行収入より大きな意義があり、1%の上映割り当てさえ得られれば満足だ。郭監督は、「私は一銭も稼ぐつもりはない。コストを差し引いてもいくらか利益があった場合、あるだけ寄付して、彼女たちのために使いたい」と語った。

郭監督は「慰安婦」という言葉を使うことを余り望まない。彼女たちは「とても普通で、善良で、いい」老人なのだ。

こうした映画の撮影は、彼女たちに新たな心の傷を与えるだろうか?郭監督は撮影前に長いこと考え、できるだけ彼女たちを傷つけないようにすることを望んだ。「彼女たちと初めて向き合い、時間をかけてよく知った後に、私たちは今回のような映画撮影の方式を選んだのだ」と郭監督。

また、郭監督は、「私たちはあえてこのように淡々と記録してきた。何人かの老人は遠目に少し映し、撮影機材は入り口に置いて室内には入らず、ただ字幕をつけるだけにした。氏名、住まい、家族構成などを15秒、20秒映す。映画を見る人が彼女たちの生活を知ってくれれば、それで十分だと思う」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年8月17日


【1】【2】【3】【4】【5】

関連記事

コメント

最新コメント