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火星村が青海省で設立へ、その意義とは?

人民網日本語版 2017年08月17日14:19

中国初の火星村(模擬火星基地)が、青海省海西モンゴル族チベット族自治州大柴旦紅崖地区で設立されることになった。その独特なカルスト地形、自然風景、気候条件など、専門家にとって「中国で最も火星に似ている場所」となっている。ところで、火星村を建設するのはなぜだろうか、これは火星の研究と深宇宙探査にどのような影響をもたらすのだろうか。科技日報が伝えた。

宇宙事業専門家、「国際太空」雑誌社編集長の厖之浩氏によると、国内外では火星探査に関する模擬実験が行われているという。

中国人志願者の王躍氏らを含む6人が2011年11月4日、任務を終え閉鎖型キャビンの外に出た。これにより、有名な「MARS500」実験が終了した。厖氏によると、同実験は欧州宇宙機関とロシア医学生物学研究所が協力し、250日をかけ火星に向かって飛行し、そして火星で30日滞在し、さらに240日をかけ地球に帰還する過程をシミュレートした。この実験は主に宇宙飛行士が狭いキャビン内で長期生活することによる心理的反応を研究し、同時に地球・火星間の距離による通信の遅れ、火星探査機の生命維持システムに関する実験を行った。


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