2017年BRICS首脳厦門(アモイ)会議カーボンニュートラル事業の始動式が22日午前、厦門で行われた。厦門会議中に交通、飲食、宿泊などで生じる二酸化炭素の排出量を植樹造林によってゼロにする。新華社が伝えた。
カーボンニュートラルは企業、団体、個人が一定期間の生産・経営過程で直接的または間接的に生じる温室効果ガスの推計排出量を、植樹造林、省エネ、クレジット購入の形で相殺し、「ゼロ・エミッション」を実現することを指す。新しいタイプの環境保護の形として、すでに国際会議やスポーツ競技における炭素排出削減の国際的慣例となっている。
推計では、厦門会議中の炭素排出は国際・国内交通、飲食、宿泊、会議資料、会場の電気使用などが主で、二酸化炭素3095トン相当の温室効果ガスが排出される。厦門市は2018年3~4月に下潭尾臨海湿地公園でマングローブ580ムーを造林し、「カーボンニュートラルの林」をつくるとともに、その後の栽培・管理にあたる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月23日
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