国土資源部(省)は北京で22日、全国鉱産物資源確認埋蔵量の最新データを発表した。記者の調べによると、中国の戦略的新興産業重要原材料となる、りん状黒鉛の2016年の確認埋蔵量は3億トンで、前年比3528万8500トン増(15.4%増)となった。確認埋蔵量が500万トン以上増加した採掘場は、内モンゴル自治区の2ヶ所となる。科技日報が伝えた。
国土資源部鉱産資源埋蔵量司の鞠建華司長によると、中国の主要エネルギー鉱産物である石炭、石油、天然ガスの確認埋蔵量が2016年に増加した。うち石炭は2.0%増、石油余剰技術可採埋蔵量は0.1%増、天然ガスは4.7%増。黒色金属の確認埋蔵量のうち、マンガンが12.6%増。非鉄金属はコバルト、モリブデン、水銀が減少したが、その他はいずれも増加した。うち亜鉛の確認埋蔵量は18.8%増、鉛は10.0%増、マグネシウムは24.5%増、タングステンは6.0%増。貴金属のうち金の確認埋蔵量は5.2%増、銀は8.4%増。レアアースの確認埋蔵量は全体的に変化が小さかった。主要非金属鉱産物の確認埋蔵量のうち、硫化鉄とリンが増加した。リンは高い伸び率を維持し、カリはやや低下した。硝酸ナトリウム、ナトリウム含有岩石、建築用灰岩、宝石、玉石、真珠岩が急増し、炭酸ガス余剰技術可採埋蔵量はやや減少した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月23日
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