中国東部のある警備会社がこのほど、スマホ用アプリを打ち出した。このアプリは、個人的にガードマンを雇うためのアプリで、まるで配車予約のように簡単な操作で、ガードマンを雇うことができるという。香港「サウスチャイナ・モーニングポスト(南華早報)」の報道を引用して参考消息網が伝えた。
青島新聞網の先週の報道によると、この警備会社が開発したガードマン雇用アプリは、「錦衣衛」という名前で、来月サービスを開始する。同アプリによって、山東省青島市の市民は、47社に登録されている約5万人のガードマンに関する情報をチェックして、サービスを受けることができる。
このアプリを開発した李尚尚氏は、「ガードマンは、重要物品の運搬、空港でのVIPの出迎え、さらには緊急救護まで、幅広い分野に対応可能だ」と指摘した。
だが、このようなアプリが発表されたことで、微博(ウェイボー)上に面白い反応が巻き起こった。ガードマンの募集・選考プロセスや、彼らが現代社会に及ぼし得る影響について懸念の声を挙げるネットユーザーもいる。
アプリ開発企業は、このような声に対して特にコメントは発表していないが、青島新聞網は、「このサービスを行うガードマンの多くは退役軍人であり、彼らは厳正な審査を経て採用されている」という李氏の談話を報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月25日
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