清華大学では23日、2017年度新入生約3800人の入学手続が行われた。入学手続を済ませた新入生の中には、甘粛省出身の身体障害者・魏祥君とその母親の姿があった。2ヶ月前、魏祥君は、「母親とともに通学したい」という旨を記した書状を大学に提出した。大学がそれに対する返信を一般公開したため、多くのネットユーザーから注目を集めた。入学手続が終わると、彼ら母子は、大学側が用意したバリアフリーの一人部屋寮に入居した。彼らは、同校で4番目の、バリアフリーの一人部屋寮に入居した家族となった。北京青年報が伝えた。
彼ら母子の寮の部屋は、専有面積が20平方メートルほどで、小さな寝室2つ、バスルーム、短い通路で構成されている。ベッド周りとバスルームの手すりがバリアフリー仕様に改造されており、モノを入れる仕切り棚やフックは、かなり低い位置に取り付けられている。数年前、同大学は同じタイプの部屋4室を、障害者とその世話をする家族が住めるように改造したという。自分たちの新居を見た魏君の母親は、「素晴らしい!大満足だ!」と喜んでいる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月25日
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