2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>カルチャー

中日合作映画「妖猫伝」、12月に中国で先行上映

人民網日本語版 2017年08月28日15:50

陳凱歌(チェン・カイコー)監督、王慧玲脚本、黄軒(ホアン・シュアン)、染谷将太、張雨綺(キティ・チャン)、劉昊然(リウ・ハオラン)、張天愛(チャン・ティエンアイ)、阿部寛らが主要キャストに名を連ねる中日合作映画「空海―KU-KAI―(原題:妖猫伝)」が12月22日、中国で公開される。配給元が発表した最新の日本語版予告編では、中国盛唐期の様子が見事に再現されている。中国新聞網が伝えた。

「空海」は、「陰陽師」の原作者としても有名な夢枕獏の人気伝奇小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」が原作で、ある予言者が話す「猫の化け物」をめぐる事件が長安の都を脅かすなか、詩人の白楽天(黄軒)と日本からの留学僧・空海(染谷将太)がその謎を突き止めるために奔走し、真相を暴いていくという歴史冒険ストーリー。

予告編では、唐代の都がフルスクリーンで再現されているほか、正殿前に立つ詩人・白楽天や張榕容(チャン・ロンロン)演じるミステリアスな楊貴妃、阿部寛演じる阿倍仲麻呂なども登場。また、染谷将太演じる空海が、笈(おい=修行僧が仏像・仏具・経巻・衣類などを入れて背負う道具箱)を背負い、杖をついて降りしきる雪の中を歩くシーンは、まるで長い長い探索への旅への始まりを象徴しているようだ。

「空海」は、「さらば我が愛(原題:覇王別姫)」、「始皇帝暗殺(原題:荊軻刺秦王)」などに続く、チェン・カイコー監督の第15作目の長編映画。同監督は、1千年以上前の盛唐の姿を再現するために、美術チームを立ち上げて襄陽に滞在させ、6年の歳月を費やし、現物大の長安城を復元させた。

同作品は2017年12月22日に中国国内で先行上映される。日本では、日本語題名「空海」で、2018年2月上映の予定。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年8月28日

関連記事

コメント

最新コメント