トロント国際映画祭組織委員会は現地時間15日、馮小剛監督の最新映画「芳華(Youth)」がSpecial Presentations部門に選出されたと発表した。これは、同監督の「我不是潘金蓮(私は潘金蓮ではない)」が昨年、同映画祭の国際批評家連盟賞 (The Fipresci Prize)を受賞したことに続く快挙となった。「芳華」は、9月30日に中国全土で公開される予定。新華網が伝えた。
「我不是潘金蓮」が、中国のさまざまな社会現象や庶民について描いたストーリーであったのに対し、新作「芳華」は、特定の時代の背景で生きる何人かの若者の運命の変化が描かれている。同作品は、理想と情熱に満ち溢れた軍隊文芸工作団(文工団)を舞台に、青春真っ盛りの若い男女が、成長する中で愛情を育み、変化し続ける運命に立ち向かうという物語。「芳華」は、馮監督にとって忘れがたい文工団での経験に対する敬意であり、40年という歳月を経てようやく完成した青春への回帰でもある。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月18日
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